「水曜の朝、午前3時」 1964 [洋楽]
1月某日、久々にセルCDコーナーのある書店に寄ってみた。
最近の書店のCDコーナー。特に、私の好きな洋楽関係は狭いこと。新しいCDか有名なアーティストのCDしか置いていない。「洋楽得千特選1000」の帯が目に入ったので、お気に入りのアーティストがないか探してみる。
サイモン&ガーファンクルの1st 「水曜の朝、午前3時」 を手に取ってみた。このジャケット、前から気に入っていたんだよな。収録曲は何だろう。
あまり知らない曲が多かった。 ただ、名曲「サウンド・オブ・サイレンス」のオリジナル・アコースティック版が収録されているということで、聴いてみたくなり購入した。
実は、このオリジナル版は、十代の頃、FMを聴いていた時に、この曲のエピソードを聴き、オリジナル版と、全米1位のバージョン両方をエアチェックしてカセットテープに録音した記憶がある。いまや、そのテープも失くなってしまっているが。
このエピソード(→ リンク )も、本当に幸運だったというしかない。エレキギターをオーバーダビングしてみよう、というアイデアが、ボブ・ディランの「Like A Rolling Stone 」を録音していたプロデューサーのトム・ウィルソンに浮かばなかったら、S&Gが世に出るチャンスは、もしかすると無かったかもしれないからだ。
1981年に、NYのセントラル・パークで行われたフリー・コンサートより
「水曜の朝、午前3時」
歌詞が、とても心に響く歌。
この2曲は、とてもメロディーだけでなく、二人のハーモニーも美しい。主旋律は、アートが歌っているが、左のトラックに入っており、ポールの低い声は、右のトラックに入っている。
地下鉄で撮ったと思われるジャケット写真。とても50年以上前の1964年とは思えない。
リリース当時は、セールスは芳しくなかったそうであるが、「サウンド・オブ・サイレンス」のエレクトリック・バージョンが全米1位になってから、徐々に評価され、全米チャートに長くランクインしたそうである。
ところで、私が、買ったサイモン&ガーファンクルは、中学生の時に購入したベスト盤のLPである。レコードは、聞かなくなったものの未だに持っている。1972年の発表とのことであるが、私は何年に購入にしたのか、覚えていない。
今回、購入したCDのラベルに似ている(というか、逆か。CBS SONY であることは変わってない。)
カセットテープに録音して、何回も聴いたように記憶する。
サイモン&ガーファンクルの来日は、1982年、1993年、2009年の3回。解散したのは、1970年なので、いずれも解散後に、再結成という形でワールドツアーをされたのだろうか。いずれも、残念ながら見逃してしまった。
アート・ガーファンクルは、2009年の後も、単独で2014年,2017年と来日されているので、また、来てくれるだろうか。その時は、今度こそコンサートに行ってみたい。
参考にしたサイト
http://www.tapthepop.net/song/7837
https://sevenbridgesroad.blog.so-net.ne.jp/2009-07-14
S&Gの音楽は、美しいですよね。
アートはソロでツアーして、どんなふうに演奏するんでしょう。
他の人がポールのパート歌うんでしょうか。。
by don (2019-02-21 12:33)
水曜の朝、午前3時は、彼等の曲の中で 好きな曲の一つです。
私が彼らを知ったのは、I am a Rockでした。
最近聴いてないな!
この記事を読んで、彼等の音楽、聴いてみたくなりさっそく耳にしています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2019-02-24 06:12)
don さん
アートのソロが、Youtube を探すと、少ないですがUPされています。
The sound of silence
https://youtu.be/ya3HYhlGQJo
Scarborough Fair
https://youtu.be/HWGMxRhOrxI
ポールのパートが歌われることはないようですね。また、S&Gでポールが歌っていた曲「I am Rock」などは歌っていないようですね。
by raccoon (2019-02-24 22:40)
親父さん
「I am a Rock」が初めて彼らを知った曲なんて、リアルな体験だったのでしょうか。私は、おそらく解散した1970年以降に、それもテレビで見た映画「卒業」が、きっかけだったと思います。
私も今まで何回か聴いてきたはずなのですが、「明日に架ける橋」などは、心に沁みるなと感じています。
by raccoon (2019-02-24 22:59)