パープルレイン(1984年映画) [映画]
前の記事で、プリンスの訃報について書いたが、今更ながら、「パープルレイン」のDVD 買った。
初公開から30年以上たってはじめて、全映像を見ることになった。
「When Doves Cry 」や、「Let’s Go Crazy」,「Purple Rain」のPV で何となく断片的に見てたのだが、この機会に映画を見て良かったと思う。
Computer Blue / Prince & The Revolution (1984) [Prince]
この映画「パープルレイン 」を見るまで、曲名も知らなかったが、気になった曲を。
映画では、ガールフレンドのアポロニアと喧嘩をしてしまい、気分がブルーな時に演奏している。
リサとウエンディの掛け声で始まる。
ウェンディ
はい、リサ
水は、温かい?
はい、リサ
じゃあ、始めましょうか。
はい、リサ
理解に苦しむ会話だ。 この美人2人が、プリンス・バンドの姫君。
イントロで、イルカの声のようなギターの効果音? が聴こえるが、これは、ピンク・フロイドの「Echoes」の中で使われた効果音に非常によく似ている。
曲は、ノリのいいロック。プリンスも、ウエンディも、体をくねらせながら踊り演奏する。プリンスは、ギターを抱えながら、くるくる回っている。プリンスがかけているマスクは、何の意味があるのか?
途中で、フレーズが変わって、ギターソロになる。この時のウェンディのパフォーマンスが実にエロくて怪しい。この時、カメラは、ウェイトレス役のジルにパンする。
何やってるの。
って感じ。 次に、もうひとつの違ったメロディーの間奏が始まる。
この間奏だが、この直前に、プリンスが、父親の部屋で、聞いた優しいピアノのメロディーに似ている。この時の曲は、プリンスの親、Nelson が書き下ろした曲らしい。
この頃のComputer って、Windows もMac もない頃だったので、画面に 青か緑の文字が出るようなComputer だったのかな。 そんな意味あるわけないか。
Blue って憂鬱とかの意味に用いられたり、「ブルーフィルム」のように、官能的なことも意味するみたいなので、そちらかもしれない。
この曲、シングルカットされてないのだけど、隠れた名曲だな。
訳詞
僕の恋愛の(相手)はどこにあるのだろう?
どこにいったら手に入れられる。
機械にどこか調子悪いところがあるに違いない。
僕の恋愛の(相手)はどこにあるのだろう?
教えて。どこに行ってしまったの。
誰か、地獄は間違っていると、言っておくれ。
僕は正しい(ふさわしい)人を見つけるまで、コンピューターで憂いに沈んでいる。
僕は正しい人を見つけるまで、コンピューターで憂いに沈んでいる。
レッド・ツェッペリン 勝訴 [Led Zeppelin]
レッド・ツェッペリン、「天国への階段」は盗作ではないとの評決が下る
https://www.barks.jp/news/?id=1000128296
< 2016-06-24 09:04:46 Barks より>
木曜日(6月23日)、レッド・ツェッペリンの代表作「Stairway To Heaven」の著作権をめぐる陪審裁判が開かれ、8人の陪審員は、レッド・ツェッペリンのメンバーは盗作していないとの評決を下した。
ジミー・ペイジとロバート・プラントは、「Stairway To Heaven」(1971年)のイントロが、スピリットが1968年に発表した「Taurus」に似ていると、スピリットのギタリストで同曲の作者、故ランディ・カリフォルニアの遺産管財人から訴えられていた。
陪審員は数日に渡り、両者からの陳述や証言を吟味、曲を聴き比べた結果、レッド・ツェッペリンのメンバーが当時「Taurus」を知らなかったという主張は認めなかったが、2つの曲の間に「本質的な類似点はない」と判断したという。
ペイジとプラントは「陪審員たちの篤実な奉仕に感謝すると同時に、我々の訴えが認められ嬉しく思っています」「ファンの支援に感謝しています」との声明を発表した。
いやぁ、良かった。 このニュースを聞くまで、少し心配であった。 米LAでの裁判所での裁判ということで不利にならんだろうか。しかし、要らぬ心配だったようだ。
訴えた側のバンドは、結構長く活動していたようだが、この件で、変に有名になってしまった感じがする。
RollingStone サイトリンク ↓
http://www.rollingstone.com/music/news/led-zeppelin-prevail-in-stairway-to-heaven-lawsuit-20160623
カルチャークラブ来日 2016 [洋楽]
カルチャークラブが、来日中だ。16年ぶりだという。
https://www.barks.jp/news/?id=1000128251
1982年にブレークした時のヒット曲、「君は完璧さ Do you really want to hurt me 」 は印象的だった。当時 MTVが流行り始めで、PVと、この曲のゆったりしたリズムとがマッチして心地よかった。 今から考えると、レゲエ調だったのか。 彼らの曲はソウルフルな曲ばかりだった。 その時、学生で、ステレオセットなんて、持っていなかったが、どうしてもフルで聞きたくて、レンタルしたLP「Kissin to be Clever 」 を友達に、カセットに録音して貰った記憶がある。 懐かしいな。
所有している1枚 ベスト盤 '95
ボーカルのボーイ・ジョージは、すらりと背が高く、しかし女装。ちょっと変に惹かれる魅力はあった。
「タイム」という曲も、リズムとメロディーがどちらも美しく、この2曲が、お気に入りだった。「カーマ・カメレオン」は、ちょっとアメリカの50's ぽい感じになっていて、ちょっと狙っている感じがしたが、最大のヒットになっている。
今回、1度 生で聞きたいと思っていたが、ボーイ・ジョージも55歳、あの時の美形はなかなか保てないのか、Youtubeで最近の動画を見てみると、ずいぶんオッサンになっているではないか(自分もだが)。 残念ながら声も太くなっており、完全に行く気が薄れてしまった。 (でも、そこに居合わせば、違ったのだろうな。 Youtube で "Culture Club Zepp Tokyo" で検索すれば、ライブ動画が出てきます。 今はすごいですね。)
下に、当時のPVがYoutube で見られるので、貼り付けておきます。
君は完璧さ 1982 英 第1位 米 第2位 ブレークきっかけの1曲
Time 1982 英 第3位 米 第2位
副題 Clock Of The Heart とついているのは、1973年のPink Floyd の「Time 」があったからか。
この瞬間の彼らの映像は、永遠だと思う。
ビートルズ来日50周年 [The Beatles]
ビートルズが、初来日した1966年6月29日から50年たつ。
いろんなフェスティバルが各地で行われているらしい。 自分も昔からのビートルズのファンの一人であるので、何かに参加したかったが、できるだろうか。
私のビートルズファン歴は遅くて、 80年代MTV の頃が過ぎてから、真面目に聴き始めた。1回めのピークは、1990年のポール・マッカートニーの来日あたりであった。 2回めは、ジョージ・ハリスンの来日、3回めは、2013年のポール・マッカートニーの来日だったろうか。 計3回東京ドームに足を運んだ。
ファン歴としては、28年位。 はじめて買った音源が、Past Masters の白い方のCDだった。一気にCDを買い集めた。「イエロー・サブマリン」以外(笑
武道館でのコンサートは、YouTube でも断片的には見ることができる。 ドリフターズの前座があって、「ビートルズ!」との紹介とともに壇上に上って、すぐに演奏を始めるというものだった。 50年も前だから、カラーというだけでも貴重な映像だと思う。
演奏曲目は、最新アルバム「ラバーソウル」 からの2曲も含めて、全部で11曲で、35分と短いものでアンコール無し。現在のコンサートとは随分違ったようだ。
ジョンがイントロが超短い「ロックン・ロール・ミュージック」を、大きく足を開きながら唄いはじめたのが印象的で、ジョージが「恋をするなら If I Needed Someone 」、ポールが「イエスタデイ」を、リンゴが「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」を唄った。
雑誌の1ページを貼ってみたが、武道館はこんな感じで、アリーナ席はなかったらしい。 スクリーンも当然なかったので、米粒くらいにしか見えなかっただろう。それでも、ここに居合わせた人は幸運としかいいようがない。
セットリストが書いてあったので、ボーカルの名前と一緒にメモっておきます。
1.Rock And Roll Music / John Lennon
2.She is a Woman / Paul McCartney
3.If I Needed Someone / Geroge Harisson
4.Day Tripper / John Lennon
5.Baby In Black / John Lennon, Paul McCartney
6.I Feel Fine / John Lennon
7.Yesterday / Paul McCartney
8.I Wanna Be Your Man / Ringo Starr
9.Nowhere Man / John Lennon
10.Paperback Writer / Paul McCartney
11.I'm Down / Paul McCartney
間違っていたらごめんなさいね。
自分が持っている「ビートルズ・コンプリート」というビデオにも、「ラバー・ソウル」の動画が挿入されているが、この武道館の映像である。「Nowhere Man」、「If I Needed Someone」、「Yesterday」をライブ映像で見られるのは嬉しい。
しかし、ビートルズは、この後、8月のサンフランシスコでのコンサートを最後に、ライブ活動を行わなくなる。そういう意味で、日本で公演をしてくれたのは奇跡だったと思う。
今日は、ビートルズの曲を聞こう。