さて、最近は、The Beatles の記事を書いていませんでした。
昨年は、リマスター盤の発売なども有り話題豊富でしたが、今年は少なめでしたかね。しかし、。。
ご存知と思われますが、あの「ノルウェーの森」が映画化がされて、主題歌も The Beatlesのオリジナルが使われるようですね。
公開は12月11日。原作は、かれこれ何年前だったか、初版の時に買ってよみました。ストーリーは忘れてしまったなぁ。そもそも、The Beatles に興味を持ち始めたのも、この頃だったような気がします。
映画館で見るかどうかは?ですが、TV等でも話題になりそうなので、楽しみですね。
また、洋画ですが、ジョン・レノンの青年時代を描いた「
ノーウェア・ボーイ」も、11月5日から公開されるようです。こちらも興味ありますね。ただ、私の住んでいる地方では公開されないようなので、見に行けないかな。多分、DVD化を待ちます。
ところで、ですが、今回は、
この2つの映画に関連する曲が収録された7番目にリリースされたアルバム「ラバー・ソウル」を取り上げたいと思います。
1. Drive My Car
2. ノルウェーの森 Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won't See Me
4. ひとりぼっちのあいつ ~Nowhere Man
5. 嘘つき女 ~ Think for Yourself
6. 愛のことば~ The Word
7. ミッシェル~ Michelle
8. 消えた恋~ What Goes On
9. Girl
10. 君はいずこへ~ I'm Looking Through You
11. In My Life
12. Wait
13. 恋をするなら If I Needed Someone
14. 浮気娘~ Run for Your Life
私が、The Beatles のアルバムを初めて買ったのは、「Past Masters Vol 2」なんですが、その次あたりに買ったような記憶があります。数多くあるアルバムの中で、何故、これを選んだかといえば、「ノルウェーの森」が入っていたからでしょうか?
その時は、そんな軽い気持ちでしたが、何回聴いたか計り知れないですが、このアルバムは、まさに名曲ぞろいと思います。
The Beatles が、アイドルグループを脱して、アーティスト性を追求し始めたアルバムですね。
全体的に、静かなイメージの曲が多いです。
ジョン・レノンは、2,4,11 の名曲を残しています。
2 は、タイトルは、~の森となってますが、ノルウェー製の家具のことなんですね。ジョンの過去の浮気のことについて歌詞にしているようです。
ジョージの奏でるインドのシータルという楽器が印象的ですね。
4 は、映画「ノーウェア・ボーイ」のタイトルのもとになっている曲。行き場のない自分、内面を詞にしたようです。コーラスが美しい。上のリンクは、武道館ライブでの映像ですね。
11は、故郷を謳ったものですが、昨年末にEMIが行った好きな楽曲ランキングでも、第2位に選ばれるほど、ファンに好まれている曲です。私も投票しました。
ポールは、7が素晴らしい。シャンソン風にアレンジされているようです。この曲を聴くと、どうしても、原田真二の「Candy」を思い出す。私は、最初に「Candy」を聴いたのですけど。
本人が作曲ですが、確かに意識して作ったようですね。まぁ、いいじゃないかな、とは思います。
ジョージも、13が印象的ですね。この曲から、コンポーザーとして、認められ始めたようです。PV(武道館ライブ)は、少し声がぎこちないですが、リードボーカルとしては、この時は慣れていなかったのでしょう。
こ
のアルバムは、英国では、8週連続1位、それでも、この中から、シングル・カットされた曲はなく、その間は、アルバムとは別の「We Can Work
It Out」、「Paperback
Writer」がシングル専用曲?として発売されて、これまた1位を取る、という信じられないような状況だったようです。
このアルバムはジャケットもそうですが、エバー・グリーンかな、と思います。45年前のものですが、今だに輝きを失ってないですね。
オリジナル盤を初めて聴く人には、是非お勧めしたい1枚ですね。
ラバー・ソウル (期間限定価格盤)
- アーティスト: ジョン・レノン,ジョージ・ハリスン,ポール・マッカートニー,リチャード・スターキー
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2011/12/14
- メディア: CD