SSブログ

Rubber Soul / The Beatles (1965) [アルバム] [The Beatles]

さて、最近は、The Beatles の記事を書いていませんでした。

昨年は、リマスター盤の発売なども有り話題豊富でしたが、今年は少なめでしたかね。しかし、。。

 ご存知と思われますが、あの「ノルウェーの森」が映画化がされて、主題歌も The Beatlesのオリジナルが使われるようですね。

公開は12月11日。原作は、かれこれ何年前だったか、初版の時に買ってよみました。ストーリーは忘れてしまったなぁ。そもそも、The Beatles に興味を持ち始めたのも、この頃だったような気がします。

映画館で見るかどうかは?ですが、TV等でも話題になりそうなので、楽しみですね。

また、洋画ですが、ジョン・レノンの青年時代を描いた「ノーウェア・ボーイ」も、11月5日から公開されるようです。こちらも興味ありますね。ただ、私の住んでいる地方では公開されないようなので、見に行けないかな。多分、DVD化を待ちます。 


ところで、ですが、今回は、

この2つの映画に関連する曲が収録された7番目にリリースされたアルバム「ラバー・ソウル」を取り上げたいと思います。





1. Drive My Car
2. ノルウェーの森 Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. You Won't See Me
4. ひとりぼっちのあいつ ~Nowhere Man
5. 嘘つき女 ~ Think for Yourself
6. 愛のことば~ The Word
7. ミッシェル~ Michelle
8. 消えた恋~ What Goes On
9. Girl
10. 君はいずこへ~ I'm Looking Through You
11. In My Life
12. Wait
13. 恋をするなら If I Needed Someone
14. 浮気娘~ Run for Your Life


私が、The Beatles のアルバムを初めて買ったのは、「Past Masters Vol 2」なんですが、その次あたりに買ったような記憶があります。数多くあるアルバムの中で、何故、これを選んだかといえば、「ノルウェーの森」が入っていたからでしょうか?
その時は、そんな軽い気持ちでしたが、何回聴いたか計り知れないですが、このアルバムは、まさに名曲ぞろいと思います。
The Beatles が、アイドルグループを脱して、アーティスト性を追求し始めたアルバムですね。

全体的に、静かなイメージの曲が多いです。

ジョン・レノンは、2,4,11 の名曲を残しています。
2 は、タイトルは、~の森となってますが、ノルウェー製の家具のことなんですね。ジョンの過去の浮気のことについて歌詞にしているようです。
ジョージの奏でるインドのシータルという楽器が印象的ですね。

4 は、映画「ノーウェア・ボーイ」のタイトルのもとになっている曲。行き場のない自分、内面を詞にしたようです。コーラスが美しい。上のリンクは、武道館ライブでの映像ですね。

11は、故郷を謳ったものですが、昨年末にEMIが行った好きな楽曲ランキングでも、第2位に選ばれるほど、ファンに好まれている曲です。私も投票しました。

ポールは、7が素晴らしい。シャンソン風にアレンジされているようです。この曲を聴くと、どうしても、原田真二の「Candy」を思い出す。私は、最初に「Candy」を聴いたのですけど。
本人が作曲ですが、確かに意識して作ったようですね。まぁ、いいじゃないかな、とは思います。

ジョージも、13が印象的ですね。この曲から、コンポーザーとして、認められ始めたようです。PV(武道館ライブ)は、少し声がぎこちないですが、リードボーカルとしては、この時は慣れていなかったのでしょう。


のアルバムは、英国では、8週連続1位、それでも、この中から、シングル・カットされた曲はなく、その間は、アルバムとは別の「We Can Work
It Out」、「Paperback
Writer」がシングル専用曲?として発売されて、これまた1位を取る、という信じられないような状況だったようです。

このアルバムはジャケットもそうですが、エバー・グリーンかな、と思います。45年前のものですが、今だに輝きを失ってないですね。
オリジナル盤を初めて聴く人には、是非お勧めしたい1枚ですね。

ラバー・ソウル (期間限定価格盤)

ラバー・ソウル (期間限定価格盤)

  • アーティスト: ジョン・レノン,ジョージ・ハリスン,ポール・マッカートニー,リチャード・スターキー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2011/12/14
  • メディア: CD

 


nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 8

老年蛇銘多親父

66年の来日、半年前に発表されたアルバムですね。

当時ラジオを聞いていると、来日騒ぎでどの放送局もビートルズ一色。
ラバーソウルからの曲が一番多くかかり、何気に聞きながらガール、ミッシェル、一人ぼっちのあいつ などは曲を覚えてしまった思い出があります。[揺れるハート]

このアルバム、ビートルズの評価という枠に止まらず、ロックという音楽の評価、レコード創りのあり方を大きく変えてしまった作品だと思います。

当時、ビートルズなど喧騒で不良の音楽と考え、見向きもしなかった大人たちがこのアルバムの曲を聞いて評価を変え始めた。[嬉しい顔]

私も、自分の親、先生方のビートルズに対する態度が、この作品の発表前と後でおそろしいほど変ったことを体験した者の一人として、このアルバムは忘れ難い存在になっています。[晴れ]
by 老年蛇銘多親父 (2010-09-20 08:45) 

Katsu郎

老年蛇銘多親父さん
コメント有難うございます。[嬉しい顔]

ビートルズのリアル世代なんですね。羨ましいです。
当時は、不良の音楽と見られていたなんて、信じられませんね。
しかしながら、このアルバムを機に、大人の見方・考え方が変わっていったというのは、作風が、Help! あたりから、変わりはじめて、このアルバムではっきり表れたということでしょうね。私も、ラバー・ソウルがビートルズを聴いた、はじめのアルバムなので、いい出会いをしたと思ってます。[嬉しい顔]
by Katsu郎 (2010-09-20 20:32) 

Katsu郎

ニゲラさん
[ハート]有難うございます。[嬉しい顔]
by Katsu郎 (2010-09-20 20:33) 

メゾピアノ

Norwegian Wood って家具の事なんですか!
しかも浮気・・・!才能のある人は何でも曲に出来ちゃう(笑)
シータルって楽器の音、イイですね。
サビのとこからの変調さが素敵です[嬉しい顔]

Michelle、そういえばCandy似てますね、今まで全く気付きませんでした(^_^;)

PV、こうして四半世紀程の時を経て、動画で見られるって素晴らしいですよね!凄いっ![嬉しい顔]
by メゾピアノ (2010-09-22 00:27) 

Katsu郎

メゾピアノさん
コメント有難うございます。[嬉しい顔]

「ノルウェーの森」に関心持って頂いたら、検索すると、
いろいろと出てくるよ。wiki とか。→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%A3%AE[リンク]
シータルじゃなくて、シタールでした。すみません。

武道館ライブも、YouTube で、ほとんど見られるから、すごいね。http://www.youtube.com/watch?v=u3i9KWjGxQY
45年も前なのにね。
by Katsu郎 (2010-09-22 23:01) 

Katsu郎

りなみさん
[ハート]有難うございます。[嬉しい顔]
by Katsu郎 (2010-10-03 08:29) 

kC、

初期(あまり好きではありませんが)っぽい感じもあり
中期~後期につながる過渡期的な音ですよね。
僕も好きなアルバムです。。。
最も好きなアルバムは断トツで次作『リボルバー』です[揺れるハート]
by kC、 (2010-10-10 11:28) 

Katsu郎

kC、さん
コメント有難うございます。[嬉しい顔]

=====
最も好きなアルバムは断トツで次作『リボルバー』です
=====
「リボルバー」、いいですよね。
私も、この2枚は好きです。
by Katsu郎 (2010-10-11 12:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました