映画「ヒッチコック」 [映画]
この映画、公開時に着目していたが、近くのシネコンでは公開されなかったので、DVD化されたら借りようと思っていた。先日、たまたまTSUTAYA で見かけたので借りてきた。
映画「ヒッチコック」公式サイト http://www.foxmovies.jp/hitchcock/
アルフレッド・ヒッチコック監督の映画は、小さい時から見ており、「北北西に進路を取れ」や「サイコ」など、テレビ放映されたものは、ほとんど見てきた。学生になった時には、「裏窓」「めまい」などがリバイバル上映され、有楽町の映画館で見たものである。監督の映画は、ジャンルはサスペンスである。 主人公が事件に巻き込まれ、最初から最後まで、ハラハラ・どきどきの連続という「北北西に進路を取れ」が、いちばん印象に残っている。
本作品は、その「ヒッチコック」監督の人そのものの映画ということである。代表作の「サイコ」を撮る頃の裏話である。ヒッチコックの妻アルマは、彼 が映画監督駆け出しの頃から30年以上、一緒に映画製作に携わってきた、片腕でもあった(アシスタント・ディレクター、脚本の執筆などを担当)。しかし、 ヒッチコックが、あまりにも主演女優に肩入れするので、苛立ち、その代わりに他の男と浮気をし、それに気づくヒッチコックも、また嫉妬心が芽生え、映画製 作にも影響が出てくる。しかし、最後は最大の理解者はお互いであることに気づき、「サイコ」をふたりで完成させ、映画は大ヒット、という内容のドラマであ る。サスペンスの巨匠ヒッチコックもやはり、人間なのであった。
氏の映画ほど、はらはらする内容ではなかったが、映画「サイコ」をもう一度、見た くなった。 「サイコ」の主演 ジャネット・リーの役を、スカーレット・ヨハンソンは、とても艶のある女性で、失礼になるが、オリジナルよりいいのではない か?ヒッチコック役のアンソニー・ホプキンスは、映画「羊たちの沈黙」で演じた殺人鬼とは違って、可愛げな感じだった。
以下、ネタバレになるが、最後の試写会?で、映画のハイライトともいえる、ジャネット・リーが殺されるシーンでの観客の驚き、どよめく反応を見て、「してやったり」と喜ぶところはおもしろかった。映画監督って、観客を楽しませるのが、一番楽しみなんだよね。
ヒッチコックの映画を知っている方は、一度見てみると、 おもしろいかもしれませんね。
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teftefさん,makimakiさん,tarotaroさん,親父さん
nice! 有難うございます。
by raccoon (2014-02-05 00:58)