Saturday Night Fever / original sound track (1977) [洋楽]
ビージーズのロビン・ギブが、先月5月20日に、62歳で亡くなったということもあり、彼らを一躍 有名にしたサントラ盤を購入して聴いてみました。 「ステイン・アライブ」は、リアルタイムで聴いていたのですが、アルバムでは聴いたことなかったので。発売が1977年だから、35年経って、ようやく ということですね。
当時は、そんなに気にも留めなかったのですが、今は、とても心に沁みる曲が、How Deep Is Your Love 「愛はきらめきの中に」 ですね。 映画の中では、トニー演ずるトラボルタが、友達と別れて、傷心のまま、朝帰りする 地下鉄の中のシーンで使われていました。
この映画のシーンのように、会社帰りとか、昨日は遅くまで頑張ってしまった日の翌朝などに聴くと、とても癒される感じがします。メイン・ボーカルは、兄のバリー・ギブで、ロビン・ギブはコーラス部を歌っているものとと思います。
映画の方は、ずっと見ないまま、今まで来てしまい、昨年はじめてレンタルで見ましたが、以外に良かったです。ただの軽いダンス映画と思っていましたが、結構、引き込まれる青春映画でした。
それから、次のバラードも良かったですね。
More Than A Woman
この曲は、トニーが憧れる、都会志向の女性、ステファニーと踊るシーンで使われています。本当に夢見るような感じですね。今まで知らなかったけど、今回、特に好きになった曲です。
それと、次の曲はスローなダンスにも合いそうな名曲です。
If I Can't Have You / Yvonne Elliman
イヴォンヌ・エリマンが歌ったこの歌も、しっとりしていて印象があります。イヴォンヌ・エリマンは、母親が日本人と中国人のハーフらしいので、どことなく日本人に似ていますね。曲は、ビージーズが作ったようです。
ビージーズ・ベストを買うか、どうか迷ったのですが、このサントラ盤を選んでいて、正解でした。 ビージーズの曲も最高ですが、その他、素晴らしいダンス音楽が沢山、収録されています。特に、David Shireの曲は、最高ですね。
収録曲リスト
1. Stayin' Alive - 78年2月~4週連続全米1位
2. How Deep Is Your Love 「愛はきらめきの中に」 - 77年12月~3週連続全米1位
3. Night Fever 「恋のナイト・フィーバー」 - 78年3月~8週連続全米1位
4. More Than A Woman
by Bee Gees
5. If I Can't Have You / Yvonne Elliman - 78年5月 全米1位
6. A Fifth Of Beethoven 運命 '76 / Walter Murphy
7. More Than A Woman / Tavares
8. Manhattan Skyline / David Shire
9. Calypso Breakdown / Ralph MacDonald
10. Night On Disco Mountain / David Shire
11. Open Sesame / Kool And The Gang
12. Jive Talkin' - 75年全米1位
13. You Should Be Dancing - 76年全米1位
Bee Gees
14. Boogie Shoes / K.C. And The Sunshine Band
15. Salsation / David Shire
16. K-Jee / M.F.S.B.
17. Disco Inferno / The Trammps
ビージーズは、「小さな恋のメロディ」いう映画の、同じくサントラ版の「メロディー・フェア」という曲で知ったのでしたが、この映画では、全くイメージを変えたのですね。
「You Should Be Dancing 」は、この映画以前にヒットしていたようで、ビージーズの曲をメインにしたことで、この映画もヒットしたのかもしれません。
ビージーズも結成50周年にもなるようですが、長男のバリー・ギブだけになってしまった、のは寂しいですね。
R.I.P. Robin
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ビージーズ、60年代の”ニューヨ-ク炭鉱の悲劇”や”マサチューセッツ”などメローなヒット曲で人気はせた彼らが、70年代にこのディスコ・サウンドを携えて登場した時は、大変新鮮な感じがしました。
才能ある弟達に先立たれた長男のバリー・ギブの気持はいかばかりか。
今日は、80年代後半、3人が元気の良かったころのライブ・ビデオを見ながら、ロビンの冥福を祈ることにしたいと思います。
by 老年蛇銘多親父 (2012-06-25 12:56)
Bee Gees の作品はハーモニーが素晴らしい上に、
良質なポップって イメージが すごく強かったのですが...
それだけに、「Stayin' Alive」を聴いた時はホント度肝を
抜けれましたね^^; 「いい意味での裏切り」だったと思い
ますけど^^v
by yukky_z (2012-06-25 19:09)
ロビン、亡くなりましたね。。。
数年前にはモーリスが…さらにさかのぼるとソロで一世を風靡したアンディも若年で亡くなっており、バリーの心痛はいかばかりかと思ってしまいます…
ボクもこの作品の映像を見たのは2000年に入ってからでした。
サントラ盤もちゃんと購入して聴いたのはここ数年です。。。
メロディ・フェアや若葉の頃の瑞々しい音楽は「How Deep Is Your Love」に名残がありますが、この頃のビージーズはディスコサウンド全盛でしたね。
サタデー~後にリリースされた『Spirits Having Flown(失われた愛の世界)』もやはり最近ちゃんと聴きました♪
by boba (2012-06-25 20:07)
親父さん
コメント有難うございます。返事が遅くなってすみません。
ビージーズは、洋楽聴き始めた中学生の頃に「小さな恋のメロディ」を買った記憶があります。「In the morning 」とか優しい曲もいいですね。
http://youtu.be/PeyprX0oeD0
初期の頃のハーモニー豊かな曲を、ベスト盤で聴いてみようかな。
by raccoon (2012-07-01 07:20)
yukky_zさん
コメント有難うございます。返事が遅くなってすみません。
ライナーノーツによれば、映画の内容を知らされてから、バリーギブは、もっと力強いディスコ・ソングを作らなければと思い、約半月かけて、「ステイン・アライブ」や「ナイト・フィーバー」を作り上げたようです。
映画のOPの、トラボルタが、ペンキの缶を片手に颯爽と歩くシーンに、「ステイン・アライブ」は絶妙にマッチしています。
http://youtu.be/okpCx87orOA
「俺はまだイケてるぜっ」って言ってみたいものです。(笑
by raccoon (2012-07-01 08:12)
bobaさん
コメント有難うございます。返事が遅くなってすみません。
兄弟が亡くなってしまうのは、非常に断腸の思いだと思います。しかも、3人も・・・
「失われた愛の世界」の「哀愁のトラジディ」は聴いたことありました。
ビージーズって、すごいバンドだったのですね。
「大人のロック」 09年秋号に、結成50周年ということで、彼らの特集が載っていました。
by raccoon (2012-07-01 09:02)
mutsugoさん
nice! 有難うございます。
by raccoon (2012-07-01 09:04)
りなみさん、
ぱー助さん、
ご訪問&nice! 有難うございます。
by raccoon (2012-10-09 20:47)