関ケ原(映画) [映画]
随分、久しぶりの記事になります。
2年くらい前に公開され、見逃していた映画が地上波公開されるというので、期待して見た。
予め、レビュー等見ていたら、「早口で聞き取れない」等で、酷評されていたが、たしかに、何を言っているのか分からない。冒頭、演出上、セリフが聞き取りにくい場合には、字幕を表示して下さい、なんてテロップが出ていた。邦画で、これはないよな~。
以前(といっても、かなり前 2000年)大河ドラマで「関ケ原の戦い」を描いていた「葵 徳川三代」を見ていた時の記憶だけが頼りで見たが、セリフは聞き取れないにしても、そこそこ楽しめたように思う。役所広司さんの家康は迫力があり、滝藤さんの秀吉も年齢にしては、ぴったりと感じた。三成は、岡田准一で、可もなく不可もなくという感じ。
まず、映像がきれいだった。合戦の映画なのに、映像がきれい、というのも変だが、関ケ原の当時を、よく再現した野原だった。どこでロケしたのだろう。
それから、この映画では、忍びが活躍する。有村架純演ずる「初芽」と、徳川家康側につく伊藤歩演ずる「蛇白 」 少しは華を添えているような気がした。
メインはやはり合戦なのだろうが、6時間で終了した戦なので、だらだらとしてなくて、分かりやすいかった。
小早川秀秋は、裏切り者なのであるが、今回は、東出昌大が演じていて、葛藤や悩みを抱いている様子が、過去の記憶にある役者より人間味があった。
ネットで、「葵 徳川三代」の動画がアップされていたので、リンクを貼っておきます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13310590
石田三成の最後
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10416113
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13310590
石田三成の最後
https://www.nicovideo.jp/watch/sm10416113
私は、関ケ原に車で1時間かからない位近くに住んでいたこともあったのだが、その時は、歴史に興味がなく、惜しいことをしたと思っている。
そうなんですか。
わずか6時間の戦いだったんですね。
テニスや野球の5時間超の試合程度だったんですね・・
シンプルな戦争ですね。
by don (2019-07-03 12:35)
天下分け目。総勢17万人が参加して、8000千人が戦死したとされるんですよ。わずか6時間で多くの方が亡くなった悲劇でもあります。
戦争に至るまでの経緯がいろいろあって興味深いのです。
by raccoon (2019-07-03 21:13)
この映画のおかげで、関ヶ原の戦いの認知度が高まりましたよね。
この戦いで不思議に思うのは、家康が家康の進路を横から狙える位置に西方の毛利・吉川が陣を構えているにも関わらず、家康がそこを通り抜けその先の桃配山に無傷で本陣を構えられたこと。
このことだけ考えても、戦い以前に相当な謀略戦が行われ、その結果
が雌雄を決したということが見えて来るように思います。
いずれにせよ、この映画を機にこの戦いについて、多くのいろいろな見方が提示されたこと、いち歴史ファンとして楽しまさせてもらっています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2019-07-10 16:54)
親父さま、コメント有難うございます。
毛利・吉川の布陣は、南宮山を登ったところで、見渡しは良かったようですね。吉川は徳川と内通していたので、結局 最後まで参戦せず。
あまり、ドラマでは、この辺が描かれていないので、知りませんでしたが、この辺の謀略戦は、複雑でなかなか分かりにくいです。原作本も読めてませんので、ぼちぼち読もうかな、と思っています。
by raccoon (2019-07-12 06:18)